「拝啓、ちばあきお先生」感想掲示板

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作中のオリジナルチーム及びキャラについて - 記憶(管理人)

2025/05/06 (Tue) 12:11:21

 前回取り上げた箕島(=箕輪)だけでなく、小説「続・プレイボール」のオリジナルキャラ・チームには、現実の甲子園で活躍した実在する選手及びチームが数多く存在します。

 例えば、招待野球で登場させた西将学園のモデルはPL学園です。
 PLについては、私が野球を見始めた頃には全盛期を過ぎつつありましたが、それでも“高校野球界のラスボス”と呼ぶにふさましい存在感は、誰もが納得することでしょう。なお、西将の中岡監督は、言うまでもなくPLの中村監督をモデルとしています。「キャプテン」に出てくる野球連盟の大田原とのつながりを持たせることで、原作ファンに親近感が持てるよう工夫しました(汗)。

 さらに甲子園三回戦で登場した聖明館は、福島の聖光学園。近年台頭してきた東北の強豪というイメージです。また選手の名前は、愛媛・済美高から何人か取りました(福井、高岸、鵜飼(=鵜久森)ら)。

 一方、モデル校に選ぶのを断念したチームもあります。その筆頭が池田高です。
 谷口3年時のモデルと思われる79年夏といえば、箕島が春夏連覇を達成した年ですが、池田もこの頃から頭角を現してきており、この夏は準決勝でドカベン香川、エース牛島擁する浪商を破り、決勝で惜敗するものの、浪商と球史に残る激闘を繰り広げています。
 時代背景から言えば、池田を登場させてもおかしくないのですが……何せ彼らは、チームも監督も選手もいわゆる“主人公属性”が強すぎて(笑)、「プレイボール」の主要キャラを食ってしまいます。そこで泣く泣く、登場を断念させました。

 私が忘れているだけで、他にもいるかもしれません。あ……「このキャラのモデルは〇〇じゃないか?」という疑問をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非この掲示板でお書きになって下さい。今後のネタバレに関するものじゃない限り、質問は受け付けます。

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