「物語の記憶」感想掲示板
あえて原作と変えた設定・キャラ(執筆裏話) - 記憶(管理人)
2025/07/12 (Sat) 13:41:10
基本的に、小説「続・プレイボール」は原作「プレイボール」「キャプテン」の設定を踏襲してきました。
しかし、あえて原作と設定・キャラを変えたこともあります。
変える理由としては、私も含め原作ファンが「きっとそんな話を読みたいんじゃないか」と思うようなことや、もしくはそのキャラの「成長した姿を描きたい」と思ったりしたような場合です。
前者の最たる例が、“イガラシの投手復帰”です。これはもう、原作…特に「キャプテン」のファンであれば、どうしたってイガラシの投球は見たいはず。「続・プレイボール」を読んだ方は分かると思いますが、私が最初に悩んだことは、イガラシが投手復帰する理由をひねり出すことでした(笑)。
後者の変更としては、2年生投手の松川です。
原作の松川は、聖稜戦で打ち込まれたり、物語終盤ではバッティングの不調から抜け出せず、谷原戦の打席の途中でイガラシに代えられて終わってしまいました。期待されたキャラだっただけに、続編を書く際には松川の“カッコイイ姿”も書きたいと思っていましたので、招待野球の西将戦や都大会の川北戦で成長して闘志前面の彼を描くことができて、本当に良かったです。
Re: あえて原作と変えた設定・キャラ(執筆裏話) - 軍師見習い
2025/07/13 (Sun) 18:08:31
記憶さん、こんにちは。
確かに「投手・イガラシ」も「成長した松川」も、原作ファンとしては、やはり見たいです。特にイガラシは、原作の最後で谷口が「イガラシの内野専念」を明言していましたから、続編では、明確な理由が必要ですよね。
でも、どちらも自然に描かれていて、すんなり入っていけましたよ。さすが記憶さんです!
これからも裏話楽しみにしてます。そして、もちろん「続・プレイボール」も楽しみにしてます!!